札幌の都市型急性期病院 国家公務員共済組合連合会 「斗南病院」

所在地
〒060-0004 北海道札幌市中央区北4条西7丁目3-8
アクセス
札幌駅から徒歩5分  地下鉄大通駅から徒歩10分
病院機能認定評価が追加されました

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病院指標

病院指標

平成28年度 国家公務員共済組合連合会斗南病院 病院指標

医療法における病院等の広告規制について(厚生労働省)

年齢階級別退院患者数

年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 312 127 218 304 549 884 1,709 1,876 874 94

《解説》
平成28年度に当院を退院した患者さんの年齢を10歳刻みで集計しております。
平均年齢は56.6歳、最も多い年代は70歳代となっております。
当院は、『地域医療支援病院』として地域の基幹病院をして幅広い年齢層の患者さんに医療を提供しております。
また、『北海道がん診療連携指定病院』として、がん医療を積極的に行っていることから60歳以上の割合が多くなっております。
形成外科において、母斑に対するレーザー治療を行っており0歳代の患者さんの割合が多くなっております。

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診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

■ 消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
060020xx04x0xx 胃の悪性腫瘍 118 10.2 9.0 0.0% 71.1
060100xx03xxxx 良性腫瘍を含む、小腸大腸の良性疾患 40 6.9 7.4 0.0% 67.0
060130xx99000x 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症
(その他良性疾患)
39 4.4 7.4 0.0% 72.1
060102xx99xxxx 穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患 38 5.3 7.9 2.6% 68.7
06007xxx9906xx 膵臓、脾臓の腫瘍 34 4.6 12.4 2.9% 73.5

≪解説≫
当科では、食道・胃・大腸の病気に対する内視鏡検査やITナイフによる早期癌の内視鏡治療を,国立がんセンター中央病院(東京)と連携を保ちながら最新技術を提供しています。「苦痛のない,精度の高い内視鏡検査と治療」を目指し、早期の胃がんの内視鏡治療や大腸ポリープの内視鏡治療を多く行っています。 外科や腫瘍内科と協力して分子標的薬剤による化学療法、腫瘍切除など集学的治療を行っています。

■ 腫瘍内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
090010xx99x40x 乳房の悪性腫瘍 55 8.2 4.6 3.6% 56.9
06007xxx99040x 膵臓、脾臓の腫瘍 50 5.6 11.7 0.0% 64.3
060020xx99x40x 胃の悪性腫瘍 47 10.1 7.5 0.0% 53.1
060035xx99x50x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 39 7.5 4.4 0.0% 66.2
06007xxx9906xx 膵臓、脾臓の腫瘍 39 7.1 12.4 0.0% 73.6

≪解説≫
当科は消化器がん,乳がん,肺がん,卵巣がんなど固形がん全般に対する抗がん剤治療と緩和医療を専門とする診療科です。
その中でも,消化器病センターの一員として消化器がんの抗がん剤治療を担っていることから,大腸がん,胃がんの治療件数が上位を占めています。当科では適切な標準治療を提供するばかりでなく,数多くの臨床試験,治験などに参画してよりすぐれた治療の開発にも取り組んでいます。
また,腹膜播種を伴う胃がんに対する腹腔内化学療法を先進医療の枠組みで行っています。

■ 膠原病・リウマチ内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
070560xx99x0xx 全身性臓器障害を伴う自己免疫性疾患 46 19.5 17.8 0.0% 60.8
070470xx99x5xx 関節リウマチ(アクテムラ) 43 2.8 6.7 0.0% 71.8
070470xx99x0xx 関節リウマチ 13 7.6 14.5 0.0% 65.3
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≪解説≫
当科では、膠原病類縁疾患・関節リウマチ、膠原病などのリウマチ性疾患を専門としています。レミケードなどの生物学的製剤の点滴投与を短期入院で行っています。また、免疫抑制療法や生物学的製剤に伴う合併症の対応をしています。

■ 血液内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
130030xx99x40x 非ホジキンリンパ腫(リツキサン) 26 28.5 16.8 0.0% 69.8
130110x0xxx00x 出血性疾患(その他)(16歳以上) 10 7.1 34.9 0.0% 63.9
130010xx97x2xx 急性白血病 10 58.2 17.0 10.0% 73.8
130030xx97x40x 非ホジキンリンパ腫
(輸血・リツキサン)
10 50.9 42.0 10.0% 68.7
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≪解説≫
当科においては血液悪性腫瘍の患者が大半を占めています。特に非ホジキンリンパ腫が多くを占めていますが、これは当科の特色というよりは血液悪性腫瘍において非ホジキンリンパ腫が圧倒的に頻度が高いことによるものです。

■ 循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患
(心臓カテーテル)
39 3.4 0.0% 67.5
050170xx03000x 閉塞性動脈疾患 32 5.1 3.1% 76.1
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患
(経皮的冠動脈形成術)
32 4.4 0.0% 72.6
050050xx99200x 狭心症、慢性虚血性心疾患
(心臓カテーテル+血管内超音波検査)
23 3.1 0.0% 72.6
050130xx99000x 心不全 20 19.5 20.0% 81.1

≪解説≫
循環器内科では、他疾患で当院通院中や他の医療機関からのご紹介の入院が多く、労作性狭心症や下肢閉塞性動脈硬化症などの動脈硬化症疾患やうっ血性心不全などの治療を行ってきました。
平成29年度からは、循環器救急を開始しており、急性冠症候群や急性心不全などを含む急性期の循環器疾患にも積極的に対応していきたいと考えています。

■ 外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
060335xx02000x 胆嚢水腫、胆嚢炎等 72 7.0 3.1 1.4% 62.3
060020xx02x0xx 胃の悪性腫瘍 59 15.6 5.9 0.0% 66.6
060035xx01000x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 57 17.0 4.7 0.0% 70.1
060020xx03x0xx 胃の悪性腫瘍 26 5.9 3.2 0.0% 59.7
090010xx03x0xx 乳房の悪性腫瘍 24 8.4 18.0 0.0% 59.3

≪解説≫
消化器癌の中で特に胃癌、大腸癌に対する手術の件数が多くなっています。
当科では消化器癌手術に積極的に腹腔鏡手術を導入しており、胃大腸手術の7割以上を腹腔鏡で行っています。化学療法を組み合わせた治療や、肛門温存手術も多く行われています。ほとんどの手術にクリニカルパスを導入し、治療の標準化がなされています。

■ 整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
160800xx01xxxx 股関節大腿近位骨折 34 32.5 27.6 50.0% 80.0
160690xx99xx0x 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 31 19.5 20.6 61.3% 77.8
070343xx99x20x 脊柱管狭窄, 腰部骨盤、不安定椎 手術無し 21 3.9 6.9 4.8% 75.1
160800xx99xx0x 股関節大腿近位骨折 17 9.4 16.0 82.4% 81.1
160980xx99x0xx 骨盤損傷 17 20.8 20.5 58.8% 72.1

≪解説≫
高齢者の骨祖しょう症関連骨折の救急搬送が増加しており、上記DPCコード症例が上位となっています。
手術後には歩行訓練などのリハビリ治療を行いますが、長期的に専門的なリハビリ治療が必要となるためリハビリ専門の病院に転院して いただく場合があります。

■ 耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 52 8.8 8.8 1.9% 54.2
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 34 6.4 6.4 0.0% 39.5
100020xx01x0xx 甲状腺の悪性腫瘍 25 11.1 11.1 0.0% 58.7
030150xx97xxxx 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 20 7.5 7.5 0.0% 53.2
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 11 10.2 10.2 0.0% 32.6

≪解説≫
当科では甲状腺悪性腫瘍、頸部悪性腫瘍いずれの場合も、比較的進行度が高く転移病巣を伴う患者さんに対し、再建術式を含む手術を積極的に行っており、術後の補充療法、リハビリテーションなどもやや長期にわたる患者さんが含まれることが、全国平均に比して在院日数が長くなる理由でもあると考えられます。慢性副鼻腔炎の手術に関しては、概ね全国平均の水準をみたしているものと考えます。

■ 形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
080180xx99xxxx 母斑、母斑症 205 3.6 3.3 0.0% 4.3
140620xx97xxxx その他の先天異常 116 11.2 11.6 0.0% 33.2
070590xx97x0xx 血管腫、リンパ管腫 89 7.2 7.3 1.1% 25.7
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 33 5.6 3.4 0.0% 69.5
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 22 4.7 4.3 0.0% 28.9

≪解説≫
当科では、乳幼児の母斑に対するレーザー治療の症例が一番多く行っております。
また、血管奇形や血管腫の治療も多く行っています。

■ 婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 72 9.5 6.3 0.0% 42.3
120220xx01xxxx 女性性器のポリープ 33 3.0 3.1 0.0% 37.1
120100xx01xx0x 子宮内膜症 30 9.0 7.9 0.0% 37.9
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 29 9.1 6.4 0.0% 41.9
120250xx97x0xx 生殖・月経周期に関連する病態 10 8.0 4.6 0.0% 38.1

≪解説≫
平成28年度に当院婦人科・生殖内分泌科で治療をした患者さんの平均年齢は40.2歳で、比較的若い年齢の割合が多くなっています。これは妊娠目的に受診されている患者さんが多いことが影響していると思われます。
当院は一般不妊治療から内視鏡下手術、高度生殖医療まで広範囲に治療を行うことができる特徴があることから、地域連携病院から妊娠、あるいは婦人科腫瘍の治療を目的とした内視鏡下手術目的に連携病院から紹介され、受診されています。
可能な症例は積極的に内視鏡手術で治療していることから、平均在院日数は腹腔鏡下手術で平均約9日、内膜ポリープなどの子宮鏡下手術で平均3.0日と短くなっています。
術後も早期回復できるため、転院することなく、退院後早期に社会復帰されています。

■ 泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
110420xx97xx0x 水腎症(その他) 27 3.9 5.3 0.0% 69.9
110200xx02xxxx 前立腺肥大症等 24 12.0 12.0 0.0% 72.6
110070xx0200xx 膀胱腫瘍 20 10.8 10.8 0.0% 73.4
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≪解説≫
尿管狭窄や尿管結石に対し尿管ステントを積極的に留置しています。前立腺肥大症や早期膀胱がんに対し、お腹に傷が残らない 経尿道的手術を第1選択に治療を進めています。

■ 放射線科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
060050xx97x0xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 29 10.1 11.7 6.9% 71.0
11001xxx01x0xx 腎腫瘍 11 4.8 12.5 0.0% 55.4
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≪解説≫
当院は癌治療を中心に据えた高度急性期病院という位置づけに有り、特に内科系の診療科、外科とも消化器がんに高度な医療を提供しているため、肝悪性腫瘍の患者数が多く、その中で、切除不可能や化学療法の効果がない患者さんが当科が提供する画像化治療(IVR)の対象となっています。平均在院日数は 13.4日で全国平均12.0日と同程度です。その他、先天異常は大部分が血管奇形ですが、当院には形成外科に血管腫・血管奇形センターが設置されており、全国から多様な患者さんが受診しております。当科では主に血管塞栓術による治療を行っています。平均在院日数は7.1日で全国平均11.8日と比較して短い期間で治療しています。全国に先駆けて当院にMRI対応冷凍手術器が導入され、腎がんの凍結治療を積極的に行っているため腎腫瘍の割合が多くなっています。 凍結療法は身体的負担が少なく、短期間の入院で治療可能な為、平均在院日数は4.9日で全国平均11.3日と比較して1/2以下になっています。

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初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 184 68 155 0 1 170 1 7
大腸癌 63 81 234 1 0 254 1 7
乳癌 30 27 46 0 0 140 1 7
肺癌 8 14 7 3 4 7 1 7
肝癌 5 15 15 1 0 26 1 7

※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

≪解説≫
日本で現在最も罹患数の多い5つのがん(胃・大腸・乳・肺・肝)の病期(ステージ)ごとの症例数を集計しております。 病期分類は、がんがどれくらい進行しているかを分類するもので、Stage0からStageⅣまであり、StageⅣが最も進行していることになります。
なお、再発がんは症例数のみを別に集計しています。当院は、『北海道がん診療連携指定病院』として幅広いがんを積極的に行っております。 消化器内科では、早期の胃癌・大腸に対する内視鏡治療、外科では腹腔鏡、胸腔鏡による治療を行っており、患者さんの身体的負担の少ない治療を積極的に行っております。 また、腫瘍内科を主体とした最新の化学療法も行っております。緩和医療にも取り組んでおり、進行がん・再発がんの患者数も多くなっております。

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成人市中肺炎の重症度別患者数等

患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 11 9.0 63.2
中等症 39 13.9 74.0
重症 6 15.2 67.0
超重症 10 23.6 73.7
不明 - - -

≪解説≫
成人におきた市中肺炎の患者数を重症度別に集計しております。
市中肺炎とは、通常の社会生活の中で発症した肺炎のことです。
当院では呼吸器内科を主体として、肺炎の診療を行っております。
高齢者では慢性呼吸器疾患などの合併症を有する場合が多く重症となり、入院期間も長期になっております。

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脳梗塞のICD10別患者数等

ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 - 2 1.5 63.5 0.0%
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 - - - - -
I63$ 脳梗塞 - - - - -
I65$ 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの - - - - -
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの - - - - -
I675 もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> - - - - -
I679 脳血管疾患,詳細不明 - - - - -

≪解説≫
脳梗塞の患者数を集計したものです。
一過性脳虚血の患者数が2名となっておりますが、これは一過性の失神発作を起こし経過観察と安静を目的に短期入院したものです。

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診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

■ 消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm以上) 608 0.14日 1.07日 0.0% 65.70歳
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 142 0.17日 1.11日 0.0% 64.70歳
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層) 116 1.58日 8.22日 0.0% 7.60歳
K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 82 1.20日 5.04日 0.0% 68.43歳
K6871 内視鏡的乳頭切開術
(乳頭括約筋切開のみ)
30 1.57日 13.07日 0.01% 74.90歳

≪解説≫
当科では 「苦痛のない,精度の高い内視鏡検査と治療」を提供すべく、内視鏡診療にあたっています。特に食道・胃・大腸の腫瘍に対しては、道内ではいち早く内視鏡的粘膜剥離術を導入し、従来では手術が必要であった大きな病巣などにおいても早期の腫瘍であれば、積極的に内視鏡的治療を行ってきました。
また、肝胆膵領域においても、最新のエビデンスに基づいた診療を行うとともに、適応に応じて積極的に内視鏡的逆行性膵胆管造影(ERCP)関連手技を行っています。

■ 腫瘍内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 134 2.80日 13.99日 0.01% 63.04歳
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 21 8.42日 16.57日 0.01% 59.48歳
K6111 抗悪性腫瘍剤腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置(開腹) 16 4.44日 45.50日 0.0% 57.44歳
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm以上) 10 1.30日 1.90日 0.0% 64.90歳
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≪解説≫
当科は消化器がん,乳がん,肺がん,卵巣がんなど固形がん全般に対する抗がん剤治療と緩和医療を専門とする診療科です。ほとんどの抗がん剤は血管外に漏出すると危険な起壊死性か起炎症性に分類されます。当科では抗がん剤の静脈内投与をより確実に安全に行うために中心静脈(CV)ポートを積極的に活用しています。また,CVポートは高カロリー輸液や麻薬系鎮痛剤の投与経路としても有用です。CVポートの造設は当科で小手術として行っています。当科では胃がんを筆頭として,腹膜播種を伴う患者さんを多く治療しています。腹膜播種は尿管狭窄から水腎症を合併する頻度が高く,そのような場合には尿管ステント留置を行い,腎機能を保全しています。また,腹膜播種を伴う胃がんに対する腹腔内化学療法を先進医療と院内研究の枠組みで行っています。腹腔内化学療法は腹腔ポートを造設して抗がん剤を腹腔内に反復投与しています。

循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 33 1.45日 3.15日 0.01% 74.70歳
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術
その他のもの
26 1.42日 2.31日 0.0% 71.19歳
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≪解説≫
循環器内科では、末梢動脈疾患に対する四肢の血管拡張術、労作性狭心症に対する経皮的冠動脈ステント留置術など、インターベーション治療を適応に応じて積極的に行っております。平成29年度からは、急性冠症候群を含む循環器救急にも積極的に対応し、これまで以上にインターベーション治療に取り組んでいきたいと考えています。

■ 外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 80 3.60日 4.69日 0.03% 64.44歳
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 68 4.72日 13.43日 0.03% 69.84歳
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 66 1.05日 2.50日 0.0% 65.80歳
K655-22 腹腔鏡下胃切除術 悪性腫瘍手術 53 2.15日 12.64日 0.0% 66.42歳
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 26 1.19日 6.42日 0.0% 59.50歳

≪解説≫
当科は消化器一般外科領域に腹腔鏡・胸腔鏡を積極的に取り入れており、上位3位手術もすべて腹腔鏡下手術です。胆嚢良性疾患は、ほぼ全例腹腔鏡で行っています。結腸・直腸、胃においても高度の進行がんを除いて基本的に腹腔鏡手術を第一選択としています。その他食道、肝胆膵、鼠径ヘルニア、小腸疾患、肺においても、腹腔鏡手術を積極的に行っています。

■ 整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 27 6.37日 26.30日 48.1% 79.30歳
K1422 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(後方又は後側方固定) 20 9.10日 29.75日 30.0% 70.00歳
K0462 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨 19 3.53日 3.53日 10.5% 61.79歳
K0821 人工関節置換術 肩、股、膝 19 2.74日 2.74日 10.5% 68.42歳
K1423 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(後方椎体固定) 19 7.16日 22.00日 26.3% 68.58歳

≪解説≫
高齢者の骨祖しょう症関連骨折の救急搬送が増加しており、大腿骨骨融合手術が増加した。脊椎専門の常勤医がおり、下肢・股関節疾患の専門外来(北大整形外科スタッフ)があることから、脊椎変性疾患手術、下肢人工関節手術が上位となっています。

■ 眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術 眼内レンズを挿入する場合 その他のもの 217 0.14日 1.24日 0.01% 74.30歳
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≪解説≫
眼科では、白内障に対する水晶体再建術を主に行っています。眼内の水晶体を除去後人工レンズを挿入しております。
片目の患者さんは約2日で退院されています。

■ 耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術III型
(選択的(複数洞)副鼻腔手術)
50 1.24日 6.70日 0.01% 55.10歳
K3772 口蓋扁桃手術 摘出 12 1.17日 8.83日 0.0% 34.67歳
K4611 甲状腺部分切除術、
甲状腺腫摘出術 片葉のみの場合
10 1.00日 7.70日 0.0% 55.70歳
K4631 甲状腺悪性腫瘍手術 切除 10 1.00日 8.20日 0.0% 62.50歳
K3892 声帯ポリープ切除術(直達喉頭鏡) 10 1.00日 3.90日 0.0% 54.30歳

≪解説≫
当科では通常全身麻酔手術は前日入院とし、抜糸後退院としています。鼻科手術ではタンポン抜去後、鼻洗等を行って出血のないことを確認後退院としています。

■ 形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0033 皮膚皮下粘膜下血管腫摘出術
(露出部、長径6cm以上)
91 1.76日 9.31日 0.01% 28.29歳
K6172 下肢静脈瘤手術(硬化療法) 36 0.00日 1.06日 0.0% 33.50歳
K0032 皮膚皮下粘膜下血管腫摘出術
(露出部、長径3cm~6cm未満)
30 1.23日 3.97日 0.0% 30.67歳
K2191 眼瞼下垂症手術 眼瞼挙筋前転法 28 0.68日 4.21日 0.0% 69.64歳
K0043 皮膚皮下粘膜下血管腫摘出術
(露出部以外、長径6cm以上)
26 1.27日 6.19日 0.0% 20.96歳

≪解説≫
当科での血管腫(皮膚の血管が異常に拡がったり、増えたりしてできるできもの)の治療件数は全国でもトップレベルであり、全国の医療機関より診断・治療のご紹介を受けております。

■ 婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)
腹腔鏡によるもの
61 1.23日 6.89日 0.0% 38.23歳
K872-2 腹腔鏡下子宮筋腫摘出(核出)術 42 1.12日 7.64日 0.0% 39.52歳
K872-3 子宮鏡下有茎粘膜下筋腫切出術、
子宮内膜ポリープ切除術
35 1.00日 1.09日 0.0% 37.63歳
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 32 1.06日 7.94日 0.0% 48.66歳
K873 子宮鏡下子宮筋腫摘出術 25 1.00日 2.24日 0.0% 42.00歳

≪解説≫
平成28年度に当院婦人科・生殖内分泌科で手術をした患者さんの平均年齢は40.6歳で、比較的若い年齢の割合が多くなっています。これは妊娠目的に受診されている患者さんが多いことが影響していると思われます。
当院は内視鏡下手術に積極的に取り組んでいることから、術後の平均入院日数は腹腔鏡下子宮全摘でも平均7.9日、腹腔鏡下手術全体で平均約7.5日、子宮鏡下筋腫核出術で平均2.2日、内膜ポリープ切除術で平均1.0日と短くなっています。
術後も早期回復できるため、転院することなく、退院後早期に社会復帰されています。

■ 泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036ロ 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術
その他のもの
28 1.82日 9.54日 0.0% 75.86歳
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 27 1.19日 1.74日 0.0% 69.89歳
K8412 経尿道的前立腺手術 その他のもの 23 1.35日 9.65日 0.0% 72.78歳
K830 精巣摘出術 10 1.50日 6.60日 0.0% 82.20歳
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≪解説≫
尿管狭窄や尿管結石に対し尿管ステントを積極的に留置しています。前立腺肥大症や早期膀胱がんに対し、お腹に傷が残らない経尿道的手術を第1選択に治療を進めています。

■ 放射線診断科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6152 血管塞栓術
(頭部、胸腔、腹腔内血管等)
(選択的動脈化学塞栓術)
28 1.36日 7.79日 0.03% 70.86歳
K773-4 腎腫瘍凝固・焼灼術
(冷凍凝固によるもの)
11 1.73日 2.09日 0.0% 55.36歳
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≪解説≫
K6152:肝細胞がんの経カテーテル動注化学塞栓術の症例数です。手術前の入院日数は主に術前検査のため、手術後は治療に伴う肝機能障害に要する期間です。
K773-4:腎腫瘍に対する凍結療法の症例です。手術前の入院日数は主に術前検査のため、手術後は治療に伴う血尿や疼痛への対処に要する期間です。

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その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 - -
異なる 22 0.32%
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 8 0.12%
異なる - -

≪解説≫
・この指標は、医療の質の改善に資するため、臨床上ゼロにはなりえないものの少しでも改善すべきものとして入院契機病名(入院のきっかけとなった傷病)の同一性の有無を区別して対象患者数と発生率を示したものです。
敗血症については、全件が入院契機病名とは異なるものであり、がんや感染症で入院されその後全身状態が悪化して敗血症に至った症例です。 手術・処置などの合併症については、全件が入院契機病名と同一である症例でした。手術・処置などの合併症が原因で入院し、治療を受けた症例です。
手術・処置などの合併症にあたる症例としては、手術後に手術創や腹腔内に感染が起こってしまう術後感染症、胃や大腸の内視鏡的治療後の消化管の出血などであります。
手術や処置等は合併症を起こさないように細心の注意を払って施行しております。しかし、合併症は一定の確率で起こり得ます。起こり得る合併症については、事前に可能な限り患者さんに説明したうえで、手術や処置の施行に同意をいただくよう努めています。

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更新履歴

H29.09.25 新規公表(平成28年度データ:様式1、様式4、Dファイル)

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